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【住宅取得資金贈与の非課税制度の縮小も盛り込まれた?!】

2022年度の税制改正大綱には住宅取得資金贈与の非課税制度の縮小も盛り込まれています。父母、祖父母から子、孫への住宅取得のための資金贈与が一定額まで無税になる制度で、住宅ローン控除と同様に昨年末が期限となっていました。この期限を23年12月末まで2年延長し、非課税枠を現在の最大1500万円から500万円少ない1000万円とする内容となっています。


父母や祖父母などが非課税贈与によって相続財産を減らせば相続節税につながるため住宅資金贈与を利用する富裕層は多く、非課税枠が減るため、相続節税が目的の人にとってはマイナスになります。


住宅の保有で毎年かかる固定資産税の負担も増えそうです。21年度は20年度までの地価の上昇傾向を受けて税額が増える見込みでしたが、コロナ禍の影響に配慮して20年度と同水準に据え置かれました。しかし、今回の改正で住宅地は据え置きをやめ、時価上昇を税額に反映する流れとなります。結果、21年度より税額が増える不動産所有者が多くなります。(商業地は1年間の限定で税額を2.5%増以内に抑える措置を取るようです。)


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